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微量・超微量元素とは
微量・超微量元素の摂取効果
粘土鉱物のミネラル含量
粘土鉱物のミネラルバランス
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免疫力強化

大地



     

大地からの塩


 塩は古代から人間にとって生理的にもまた食料を保存する上か らも極めて大切なものでした。そのため労働の報酬に値するほど珍重され、サラリー の語源で英語のsaltと同じと言われています。また、新約聖書のマタイ伝には「地の 塩」という言葉が出てきますが、人は地上にいて塩のように役立たねばならないと言う 意味です。「塩」は漢字でなく国字ですが、塩という字には土が使われ、土も塩も同じよ うに大切であることを示しています(松尾嘉郎著:人の命を支える土、農文協より)。
 粘土鉱物は、人に有用な塩(ミネラル)を保持しています。そこで大地(粘土鉱物)から、自然界で日常起こっている作用を利用すれば ミネラルを取り出すことができます。松尾氏は取り出した塩に対しサルデチエラ(Saldi tierra)と名づけました。
 取り出した塩は天然のミネラル複合体で、多量から超微量まで25種類を越すミネラ ルを含有しています。そして学術試験の結果が示すように極めて優れた生理的機能を示します。

 


微量・超微量ミネラルの摂取効果


 生物は遺伝子の設計図に基づいて作られた細胞や組織で3000種類に及ぶ酵素によって様々な活動が日々統一 性を持って営まれています。20種類を越すミネラルはこれら酵素の活発な活動にとって不可欠な成分となってい ます。もしミネラルが不足すれば軽い疲労症状から重い症状の遺伝子発現の不調までの様々な不具合が発生することになります。
 言い換えますと、糖尿病などの生活習慣病に心を悩ませている人、スポーツに熱を入れたいが骨折、肘痛、膝痛、疲労骨折などのスポーツ障害に悩まされている子供達、 加齢に伴う関節炎や骨粗鬆症に悩まされている人、肌の衰えが気になる人、子供が欲しい人慢性疲労や二日酔いで苦労している人、加齢臭に悩まされている人、等々はミネラルの不足やアンバランスが不具合の原因の一つである可能性は否定できません。
  大地からの塩は、25種類を越すミネラルを含んでいます。そしてそのミネラルバランスは血液中のミネラルバランスに近い組成からなっています。海水のミネラルバランスは血液の それに近いとよくいわれますが、それ以上の良好なバランスを持っています。そのため、体にマッチし、様々な不具合の改善が期待されます。


 
サルデチエラ/不具合


粘土鉱物のミネラル

 

 粘土鉱物から取り出した塩に含まれるミネラル含量をプラズマ発光分析等によって定量した結果を示します。分析から分かるように 25種類を越すミネラルが含まれています。もし、さらに高感度なICP-MS等の分析装置を使用すればさらに多くのミネラル が定量できたと考えられます。費用対効果から、ICP-MSでの分析は断念しました。分析値から、3000種の酵素が必要と するミネラル全てを含有していること、骨形成に関与するミネラルCa,Mg,Zn,Si,Sr等や糖尿病改善に関与するZn,Mn,Cr,V等 をバランス良く含有していることが分かります。ミネラルバランスについては次の項で考えてみましょう。

組成

 


粘土鉱物のミネラルバランス

 特定のミネラルのみを摂取することは、体内でのミネラルバラ ンスを崩すことになるので、推奨できるものではありません。ミネ ラルを補給する場合はミネラルバランスに注意を払う必要があり ます。骨に関連する数種類のミネラルを混合した合成サプリメン トをラットに摂取させたところ、骨形成を妨げ、むしろ骨吸収(溶 解)の促進を伺わせる結果が得られています。残念ながら、人 体が必要とする多くのミネラルのバランスについての情報は極め て限定されているのが現状です。




 それではどのようなミネラルバランスが良いのかを考えてみま しょう。生命が海で誕生した証拠として、血清中のミネラル濃度と 海水中のミネラル濃度の類似性がよく口にされま<す。


 実際、ミネラル組成は右上図に示すように良い相関が見られま す。言い換えますと、海水のミネラルバ<ランスはヒトの血清のミ ネラルバランスに似ていることを示しています。このことから、摂 取すべきミネラル組成は血清のそれに近いものが、バランスを 崩すことが少ないのでよいと考えます。すなわち、血清と同じミネ ラルバランスを持つ多様なミネラルを含む複合ミネラルが望まし いことになります。仮にこのようなミネラルを合成しようとすると膨大な手間と費用を要することになるので、天然のミネラルで、血 清ミネラルに近い組成のものが実用的であると考えられます。


 さて粘土鉱物ミネラルのバランスについて見てみまし ょう。右中央の図に粘土鉱物のミネラル組成とヒト血清のミネ ラル組成の関係を示しました。おわかりのように海水と血清の関 係と同等又はそれ以上の関係を示しています。


 さらに粘土鉱物ミネラルと人体を構成するミネラルの関係 を右下図に示しました。これも非常によい相関を示しています。

海水/血清

血清/サルデ

人体/サルデ

     

ミネラルで遺伝子発現や免疫機能強化


 ミネラルとりわけ微量元素は、酵素以外にも、免疫システムや、DNAや、RNAなどの生体のシステムをバランス良く働かせるためにも 重要な役割を担っています。免疫細胞の主体は白血球で、マクロファージ、リンパ球、顆粒球から構成され、リンパ球細胞が、免疫機能の中心的役割を果たしています。リンパ球は、 機能の違いからT細胞、B細胞、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)に分けられます。NK細胞は白血球数の5〜25%(約50億個)で常に存在します。
 亜鉛、鉄、銅、セレンなどの微量元素ミネラルは、直接に、あるいはサイトカイン(リンパ球やマクロファージなどで作られる生体機能調節タンパク質で免疫系の情報伝達物質 であり調節も行う。トランスファー因子、インターロイキン、TNFーα、インターフェロンなどがある。)やホルモンなどの活性中心として存在し、その活性化や シグナル伝達への影響をとおして免疫系に影響を及ぼします。したがって微量元素の過不足やバランス異常が免疫異常を起こすことになります。
 自己免疫疾患やアレルギー性疾患の発症は、免疫システム恒常性維持や免疫応答の制御に密接に関与しているサイトカインのシグナル伝達機構の異常によって生じることも考えられますが、 現在研究が進められている段階です。これらの異常も微量・超微量元素の関与が考えられ、医学・薬学会においては今後の研究課題ですが、ちまたにおいてその 効果が口にされています。

 
     

粘土鉱物ミネラルで免疫力アップ


 細胞死には、ネクロシスとアポトーシスがあり前者は栄養不足や毒物による外的要因による受動的な死を言い、後者は細胞の増殖制御機構で プログラムされた能動的死を言います。微量元素が関与した細胞死には両者が観察されています。したがって微量・超微量元素がアポトーシス関連遺伝子の発現に関与しがん細胞の消滅を促進す る可能性は十分に考えられます。また、リンパ球のNK細胞は、サイトカインによる情報によりがん細胞を攻撃します。このNK細胞の活性は天然微量元素複合体によって2倍近く増すことが報告されています。
 新しく発見された第4のリンパ球があります。数としては少ないがT細胞受容体とNK細胞受容体の両方をもち、リンパ球の活性化、がん細胞の抑制や殺傷、自己免疫病抑制、アレルギー抑制、流産などに関与していると 考えられています。このNKT細胞の働きと微量元素の関係はこれからの研究を待つことになります。学問的にはまだ明らかになってはいませんが、このサイトカインへの超微量元素等ミネラルの関与によってNK細胞やNKT細胞 の増加や活性化が起こり、がん抑制効果が期待されます。多様なミネラルを含む粘土鉱物ミネラルへの期待は大きいものがあります。

 

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